[小ネタ]Cloud Watch Logsのログをマネジメントコンソール以外で確認する方法
はじめに
こんにちは。CX事業本部IoT事業部の木村です。
先日某所で「Cloud Watch Logsをマネジメントコンソールで見る人はもうあんまりいないんじゃないか」という趣旨の発言を聞き、「えっ、そうなの!?」となったのでちょっと調べてみました。
VS CodeのAWS Toolkitによる確認
- VS Codeを開いて、拡張機能を選択し、「AWS Toolkit」を検索し、インストールします。
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プロフィールを選択します。これは後から変更もできます。
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MFAを設定している場合はこちらで入力します。
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configでデフォルトのリージョンを設定している場合はそれを表示されるか聞かれます。後で変更もできるので、「Yes」で問題ありません。
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対象のリージョン > CloudWatch Logs > 対象のロググループを右クリックし、「View Log Stream...」を選択します。
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任意のログストリームを選択します。
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「Load newer events」を押すことで新規のログを読み込むことができます。
公式のドキュメントはこちらです。
その他にもいくつかのIDEに対応しています。
AWS CLIによる確認
AWS CLIのaws logs tail
コマンドが便利です。
$ aws logs tail {ロググループ} \ --follow \ --since 3m \ --filter-pattern "ERROR"
--follow
を加えることでtail -f
のように更新を追跡できます。--since 3m
など期間の指定が可能です。filter-pattern
により、フィルターパターンを使用できます。上記の例ではERROR
文字列を含むログイベントを抽出できます。
所感
ということで、以上のマネジメントコンソールを使わないログ確認の方法を2つ紹介しました。
VS Code上でAWS Toolkitを使う検索はログストリームまで指定する必要がありますので、開発環境などで比較的ログの流量が少ない場合に、シュッと確認するのに向いているのかなと思います。 また自分が慣れ親しんだエディタの検索機能が使えるのも良いですね。
AWS CLIコマンドの方はなんとなく今まで使っていませんでしたが、非常に便利なので、今後使っていこうと思いました。
一方で、確認するロググループが特定できていない場合などは依然マネジメントコンソールでのログ検索が便利だと思います。
身もふたもないですが、その都度必要に応じて適切な方法を取っていきたいと思います。